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Channel: C型肝炎格闘日記
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異国にて最終決戦 - その1

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このブログの更新を止めてからかなり経ち、ブログの存在すら忘れかけていました。
最後の書き込みが2010年6月でしたから、あれからもう7年4カ月も経ってしまったんですね。
そしてまた今、ひょんなことからここへ戻って来ました。
私は今なんとタイのバンコクで暮らしています。
C型肝炎だったの父と母が、 2006年、2009年と肝臓がんで立て続けに亡くなり、
すっかり気の抜けてしまった日々を過ごす中、ふと気晴らしにと一人で訪れたタイランド。
その文化やまるで昭和の様な懐かしいライフスタイルにすっかり嵌ってしまいました。
それからと言うもの、プライベートで年に数回のペースで来るようになり、
そしてここで巡り合った タイ人女性と 2015年春に再婚。
更に極めつけは昨年2016年1月1日よりタイの子会社への転勤。
そんな訳で今はバンコク子会社で働きながらタイ人妻と二人で暮らしています。
早いものでバンコクに赴任してからもう1年9カ月が経ちました。

C肝の治療の方はと言うと、ブログを停止した2010年頃まではペガシス少量投与を
続けていたのですが、中断・再開を繰り返していたためか、健保からクレームが付き、
INF投与が出来なくなってしまいました。それからは3カ月毎に血液検査を行い、
状態をチェックしながらずっとウルソで肝臓庇護を行って来ました。
5年ほどそんなことを続けていましたが、血液検査の数値は正常値よりも
高いものの、幸いにも大きく上昇する事はなく、仕事に追われながら
徐々にC肝治療から遠のいて行く生活をしていました。

バンコクへ赴任する2015年12月の検査では、GOT,GPT,γGTPがいつもより高く
GPTに至って100越え状態であることが分かりました。
ただ、その当時はタイ赴任のことで頭が一杯だったため、
具体的な治療は特に検討せずに、問題を先送りしてしまいました。

そして2016年1月にバンコクへ赴任してからは、日本から持参したウルソを
朝晩飲み続けていました。ウルソは半年分しか持参できなかったため、
それが切れるとバンコクの薬局で探して購入し、何とか飲み続けてきました、
ただ、検査の方は仕事が忙しいことにかこつけて病院へも行かず、
会社で決められた人間ドックすら受けていませんでした。
しかし今年は絶対に受けろとの会社からの指示で先月(9月14日)やっと受診。
病院はバンコクにある日本人対応窓口を持つ大きなところを選びました。
当日の検査後に医師の診察があったのですが、その時に見せられた結果は
それはそれは驚くべきものでした....

そこにはGOT 193、GPT 327、γGTP 244と目を疑うほどの数値が!
2005年ペグリバ治療前以来の最悪の数値でした。
正直これはやばいと思いましたね。
もしもこの状態が知らないうちに1年以上続いていたとしたら、
肝臓へのダメージは相当なものでしょう。
健診医と話し合った結果、即日そのまま肝臓専門医の診察を受けることにしました。
つづく。。。

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